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里山つなぎ隊2月 前半 カタクリ生息地の整備


今年度の里山つなぎ隊は今までとは少しテイストを変えて実施しています。

生物多様性の保全に向けて私たちが取り組める自然再生活動を毎回違う視点から関わっていきます。


第4回目となる今回は『カタクリ生息地の整備』という切り口で実施しました。

今回も二部構成『カタクリ等が咲く森の手入れ&植物が生息しやすい環境づくりの為の整備作業』

午前中はカタクリが咲き誇る場所の手入れ作業。

数少ない場所を地元で守っていこうと活動されている方々も高齢化で中々斜面での作業は危険が高まります。

そんな話を聞いて、是非私たちが手伝います。

とつなぎ隊で作業させていただきました。

鎌や剪定ばさみを使い足場を確保しながら作業しました。



まずは現状の確認と作業の流れを共有します。



柵の中に入って、足場に注意しながら作業を進めていきます。

こう見ると緩やかに見えますが実際は結構な急斜面での作業となりました。



若い力で1時間ほどの作業で見違えるほど綺麗になりました。



続いて木の柵が老朽化で朽ちてきたため、腐らない材質に変える作業もさせてもらいました。

手すりとしての機能とはならずとも、保護の会のメンバーの高齢化に伴い、作業の負担が少しでも軽減できればと思いながら作業を進めました。



作業したメンバーでカタクリが咲く場所を背にパシャリ




地域の方に作っていただいたお弁当をみんなで食べながら地域のお話を聞くというよき時間となりました。



午後は場所を移し、蝶が舞う場所を作っている方の活動をお手伝いしてきました。

刈ったススキを端に寄せて広がらない様に竹の杭を打ち固定。

ススキの椅子の出来上がりです。



メンバーで富士山をバックにパシャリ。

天気もよく最高の作業日和でした。

来月にはカタクリが咲き始めます。

次回の里山つなぎ隊では作業した場所へ足を運び観察なども考えています。

次回は3月19日(日)です。


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