つんと、冷たく澄んだ空気。

​冬はこたつでまるまっていたくなる。

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でも、そんな寒い中でも、

自然の中で、仲間とともに思いっきり体を​動かしたり、

火の扱いを覚えてみんなで暖をとったり、

冬にしか味わえない景色を見たりすれば、

冬を楽しみながら越えてゆく、たくましさが身につく。

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普段、ボタン一つで温まるお家にいると、

火をじっと見つめることはなかなかないかもしれない。

だけど、外で自分で火をおこしてそばにいると、

炎の揺らめきの美しさに気づき、

温かさにありがたさを感じてくる。

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そんな火を使って、ご飯を炊いてみる。

炊けたかどうか、“ピーピーピー”という音でなんか教えてくれない。

もしかしたら、焦げてしまうかも。

でも、成功すれば、美味しいおこげもついた、いつもとは違ったごはんのできあがり！

「炊飯器がなくても、お米って炊けるんだ」

小さな経験かもしれないけれど、その積み重ねが、生きる力になる。

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夜は、ぐっと冷えるけど、少しだけ、顔を上げてみて。

里山の夜空。

外灯が少ない分、星の瞬きが強く見える。

「夜空って、こんなに星があったんだなぁ」

冬の澄んだ空気だからこそ、見える世界。

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2日目は、山登りにも挑戦！

細い山道を頑張って歩いた先。

富士山を少し高いところから見てみると、

その大きさ、美しさがいつもより、違ったように見えるかもしれない。

山頂では、みんなで手づくりおにぎりを食べよう。

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キャンプといえば、カレー！

カレーもみんなで作るんだ。

富士山麓で育った、味の濃い新鮮なお野菜と

柔らかく煮込んだ鹿肉をじっくり味わおう。

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そして、仲間は人間だけじゃない。

犬やヤギ、ニワトリも一緒。

エサをあげたり、散歩をしたりして、共に過ごそう。

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「この冬が楽しい！」と思えた時。

その時はもう、仲間と、自然と、共にたくましく生きる力が育っている。

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​富士山の麓で待っています！

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